浜松広巾織物産元協同組合
産元の役割

想像と創造をす る産元の役割
日本を代表する織物の産地
浜松市周辺の遠州地域は、伝統ある織物の産地。
技術力に優れ、多種多彩な織物を
生産する事が出来ます。
生地が出来上がるまでには沢山の工程があり
ここではその各工程が分業化されております。
それぞれの工場、職人が、専門職としての
高い知識と経験、技術を持って仕事をしており
リレーのバトンの様に仕事が繋がって行き
高品質の良い生地が出来上がります。
日本の繊維産業の中で主に衣料品向けに
生産している地域は限られており
特に綿や麻などの天然繊維で
高級ファッションアパレルに供給出来ている
地域としては遠州産地は突出しております。
様々な依頼に対し、想像力と経験で要望に応え
糸から厳選し、織り、染色加工を管理し
生地を生産、販売しているのが我々産元です。
COTTON~
綿の織物が出来上がるまでには
沢山の工程があります。
現在、産業として成り立っている綿花畑は
日本にはありません。
アメリカ、インド、中国、ブラジル、など
海外の畑で栽培した綿を
糸にしていくのですが
糸を作る紡績工場も日本では少なくなり
海外で生産された糸が主流となっております。
産地、農場によってその品質や生産量も違う為
どこの綿で、どこの紡績工場で作られた糸かは
大事な選択になります。
当然その品質によって糸の価格も変わります。
日本においても綿を輸入して糸を作っている
紡績工場がありその品質、安定度は
高いものがあります。
産元の役割
産元はお客様からの要望に沿った
生地を提案し受注します。
提案する生地は様々な創造によって作られた
オリジナルの生地がほとんどで
過去に作った生地から最新の物まで
沢山の生地の中から選び
そこから更に要望に応える様
アレンジを加えていきます。
お客様が持ってきた洋服や生地サンプルを
土台に作る事もあります。
また、売れる生地は染色前のキバタを
低コストでストックして
お客様の希望する色に染色し
短いサイクルで製品化し納品する事など
どの様な糸を使って、どの様な織り方をして
どの様な染色仕上げをするか
それらを創造し、適正な価格で製品化するのが
我々の役目です。
撚糸工場
糸には撚糸といって紡績糸から
更に撚りをかけて強撚糸を作ったり
2本の糸を束ねて撚りをかける双糸
3本のミコなどがあります。
また、ストレッチの効いた糸を作る為に
細いゴム状のポリウレタンと
綿糸を撚る事もあります。
生地にするのに必要であれば
依頼してその様な糸を作ってもらいます。
先染め、糸染め
単純なところではストライプやチェックなど
糸を先に染めておいて製織して柄を表します
依頼された柄と数量を作る為に、どの色を
どの位の糸量で染めるかなど計算して
先染め業者に依頼します。
製織準備
糸を織物にする為には織機で織りますが
織り始める前には様々な工程が必要です
経糸の準備として整経があります。
経糸の総本数、長さ、先染めなら
柄の通りに配色が合う様に糸を並べて
経糸をビームに巻き、用意します。
この後、サイジングと言って製織時に
糸の強度を保つ為に
経糸に糊剤を付ける工程
ヘルド通し、筬通しなどの準備工程が
ありますが、追って記載したいと思います。